安藤、浅田に勝算あり!「世界フィギュア」キム・ヨナ対決

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「男女ともワン、ツー。これ4大陸選手権で日本選手権ではないんですよね。驚くほど強くなりましたね」

   キャスター小倉智昭の第一声で「世界フィギュア選手権2011」の前哨戦といわれるフィギュアスケートの「4大陸選手権」(台湾・台北市) の日本選手健闘を取り上げた。

   最終日に行われたのは女子フリーで安藤美姫が201.34点の高得点で優勝を飾ったほか、浅田真央も復調し2位。

   19日(2011年2月)にフリーが行われた男子では、エースの高橋大輔は4回転ジャンプこそ飛ばなかったが、2位との差を15点以上引き離し優勝。初出場の16歳、羽生結弦も銀メダルを手にした。

   注目の女子フィギュアについて、安藤と浅田の演技比較を田中大貴アナが詳しく伝えた。201.34点と200点を超えた安藤は、キム・ヨナ(韓国)、浅田、ジョアニー・ロシェット(カナダ)に次いで歴代4人目。一方、浅田は196.30点だった。勝敗を分けたのは、「疲労がたまっていた」という安藤がマイナス点ゼロだったのに対し、浅田はトリプルアクセルを見事に決めたものの、他のジャンプで回転不足を取られた。ただ、スピード感や技のつなぎ、表現力を見る芸術点では62.71と安藤の61.73と上回り、進歩の跡が歴然だった。

相手は「空白の1年」

   高橋大輔のジャンプコーチの本田武史は、「安藤はすべてパーフェクトだったが、浅田はジャンプの着地の際に両足で着ついたり、回転不足があった」という。

   2人は1か月後の世界選手権でキム・ヨナを下すことができるか。本田は「(キム・ヨナは)仕上がっているという話も聞きますが、1年間試合を空けているということは試合までの持って行き方、緊張感が全く予想できない」という。

   そんなキム・ヨナに負けては女王の名がすたる。世界フィギュアスケート選手権2011は、東京で3月23日~27日まで行われる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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