お笑いコンビ「スリムクラブ」の真栄田賢が2月17日(2011年)のブログに、電車の中であったちょっぴり心温まる話を書いている。
都営三田線に乗っていると、向かいの席に座っている女性が恥ずかしそうに真栄田を見つめていた。彼女はメモ用紙を取り出して何かを書き始め、真栄田が電車を降りようとしたら、その短い手紙を渡してくれたのだという。
読む前は「徳川埋蔵金のありかを伝えようとしてるのか?」と冗談を飛ばしていた真栄田だが、そこにはこう書かれていた。
「7歳の息子がスリムクラブのファンです。私は耳と口が不自由なので、手紙書きました。頑張って下さい」
「うお~!感動や~!」とうれしそうな真栄田。ふだんは「(コントや漫才の)面白さが分からん」「笑えん」などと鼻で笑われるというのに、7歳の「感受性豊かな」子どもがファンだと言ってくれる。お礼を言おうと思って顔を上げたら、彼女はもうそこにはいなかったそう。ブログには「手紙をくれた親子に、すさまじく良い事が起こりますように」と結ばれている。