来月5日(2011年3月)にデビューする東北新幹線「はやぶさ」のマスコミ試乗会がきのう(16日)、仙台―青森間で行わ れた。15メートルもある長いノーズのグリーンの車体は、発車6分後には国内最速の300キロに達し、騒音も揺れも少ない。
「朝ズバッ!」からは小林悠アナが試乗した。目玉は新幹線初のファーストクラス「グランクラス」だ。飛行機のような座席は本革張り、幅52センチ、前席との間隔は1メートル30センチもあって、45度までのリクライニングで足が伸ばせる。「重厚な造りです」と小林もご機嫌。
専属のアテンダントがいて、国際線の飛行機なみにアルコールやソフトドリンク、 沿線の食材を使った弁当が無料サービスだ。毛布やスリッパもある。東京―青森間2万6360円で普通(1万6870円)より1万円、グリーン (2万1360円)より5000円のプラス。
所要時間も東京―青森がこれまでの3時間20分から10分短縮。320キロ運転になる来年度末にはさらに5分短縮になる。
5日売り出された東京発の 「はやぶさ」1番列車の特急券はわずか40秒で完売。1列車わずか18席の「グランクラス」は10秒で売り切れた。昨年12月に全線開通した東北新幹線の効果は、青森市の観光施設入場者数が前年比30%増に表れている。 「はやぶさ」効果にも一層期待が高まる。
アテンダントが飲み物、お弁当サービス
「乗って来たの?」とみのもんた。
小林「なんといってもグランクラスです。18人のためにアテンダントが1人いて、サービスしてくれます。アルコールも飲み放題」
みの「アルコール飲み放題! いやいや」
金井辰樹(東京新聞政治部記者)「3時間飲み放題でしょ」
小松成美(ノンフィクション作家)「お弁当もあるし」
小林は「どうしてもグランクラスという人のために、チケット入手の裏技を聞いてきました」
みの「裏技?」
狙いは全線でなく一定区間、下りより上りで青森からということらしい。
小林「そしてもうひとつ。小さい駅のみどりの窓口で、(発券開始の)午前10時ちょうどをねらう。駅員さんに頼むと聞いてくれるかもしれない」
みの「10時はなぜ?」
小林「電話なので、大きい駅だとすぐ満員になっちゃう」
しかし、小林は最後に「まとめるとやっぱり『運』だそうです」
これにはスタジオ中が爆笑。「もう乗った?」「まだ…」なんてことがしばらく話題になりそうだ。