前宮崎県知事の東国原英夫氏が2月16日(2011年)のブログで、自身のことを扱った新聞報道に対し、反論している。
問題としているのは、外食チェーン「ワタミ」の創業者・渡邉美樹氏の東京都知事選の出馬会見を扱った「スポーツ報知」(2月16日付)の記事だ。会見の中で、「東国原英夫前宮崎県知事の『企業経営と政治は別物』との指摘を記者から(渡邉氏に対して話が)ふられ」たと書かれているが、これに対して東国原氏は
「どういうことだろう? 有り得ない。『企業経営と政治は別物』等と発言したことは一切無い」
と説明。そのうえで、「記者」は誰なのか、自分がどこで発言した内容なのか確認したい、と書き込んでいる。
東国原氏は、いまや自治体は「運営」から「経営」の時代だという考えを持っている。自治体運営には、経営者の感覚が必要なのは当たり前。また、経営にも政治感覚が必要だし、政治にも経営感覚が必要だ、と持論を展開した。