3連休だった先週12日(2011年2月)、都内のある住宅の玄関先に現金988万円が置かれていた。隣に家でも、現金100万円が入った封筒が車の上に置かれ、警察に通報して戻ったら新たに50万円入りの封筒があった。
「得もり」コーナーの調べによると、東京都で昨年1年間に落し物として届けられた現金は27億4196万円。このうち、3か月のうちに落とし主が現われなかった金額は7億円にのぼる。拾い主に渡そうとしたが、「いりません」と辞退され都の収入になったお金が3億円もある。
和歌山県では2009年2月、お地蔵さんに現金4000万円が供えてあったし、石川県では06年12月に、釣り人が釣り上げたリックサックから現金800万円が出てきた。
釣り好きの前田忠明(芸能ジャーナリスト)「1回もない、そんなこと」
郵便受けや処分場で発見
どこにお金は転がっているのか。都道府県別では、1位が12件の埼玉(合計金額1億7040万円)と兵庫(1729万円)、2位が11件の神奈川(同7000万円)だ。発見された場所で多いのは、22件の処理場、21件の郵便受け、7件のリサイクルショップなどだ。
笠井信輔キャスター「埼玉県に家を構え、大きな郵便受けを設けて、廃棄物処理かリサイクル関係の仕事に就くとお金を拾う可能性が高い」
中野美奈子アナは「どんな人が現金を置いていくんでしょうね」と不思議がるが、単なる置忘れなのか、ケースによっては『伊達直人』なのか。
小倉智昭キャスター「自分のことが分からなくなったお年寄りの可能性はないんでしょうかね…」