岡崎慎司やっと17日移籍デビュー戦―ケチな根性丸出し!清水エス

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「岡崎の貢献度考えたら、そのくらいのことは大目に見たらと思う。本人は板挟みで一番気の毒」

   オープニングトークでキャスター小倉智昭が、フジテレビと浅からぬ関係にあったJリーグの清水エスパルスに噛みついた。

   ブンデスリーガの名門「シュツットガルト」に移籍した日本代表FW、岡崎慎司(24)は、契約上の問題で揉め、12日(2011年2月)に予定されていたニュルンベルグ戦でデビューを果たせず、スタンド観戦となった。清水側の言い分は、岡崎との契約は1月31日まであるのに、岡崎はシュツットガルトへの移籍について30日に記者会見し、31日にシュツットガルトと正式契約した。これは二重契約で違約金を払えというもの。これに「国際移籍証明書(ITC)を要求してもくれないじゃないか」と逆切れしたのはシュツットガルト側で、FIFAに提訴。FIFAが1年間の期限付きで臨時にITCを発行することがほぼ決まったという。

   15日に正式に決まるが、スポーツ紙によると、現在17位に低迷しているシュツットガルトの救世主と期待される岡崎のデビュー戦は、17日の欧州リーグ「ベンフィカ(ポルトガル)戦」になりそう。

わずか1日で二重契約と大騒ぎ

   それにしてもなぜこんな事態になったのか。小倉が次のように説明した。

「欧州チームへの移籍は期限があり、1月31日までしか移籍ができない。Jリーグの試合は1月1日までで、あとは試合がない。
1月31日まで契約が残っていたとしても、これまではそこは大目に見てきて、実際、これまでJリーグの選手は何人も移籍している。でないと移籍できず、このシーズンのプレーはダメということになってしまう」

   二重契約といってもわずか1日のこと。日本のルールがローカルなのか、違約金をもらいたいというケチな根性丸出しなのか…。いずれにしろ、移籍して技術向上を図りたいという選手の夢にブレーキをかけることになる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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