小向美奈子フィリピンに1月出国―父親「早く出頭を…顔を見たい」

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   執行猶予中の身ながら覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状が出ているタレントでストリッパーの小向美奈子容疑者(25)。行方は依然として不明だが、先月(2011年1月)、フィリピンのマニラに向け出国していることがわかった。

   「スッキリ!!」では父親にインタビュー、その胸中を聞いた。「早く出頭してほしい」と訴える声はどこまで届いたか。

正月に実家に電話

   2009年1月に覚せい剤を所持していて逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受け、その後、ストリッパーに転身、大変な人気も出て自分でも続けていきたいと語るなど、順調に再起を図っていたと見られていただけに周囲は大騒ぎだ。

   父親によると、この正月に自宅に電話があった。その時はとくに変わった様子はなく、心配していなかった。今回逮捕状が出たことを知った時は、「またか…」と。保釈の時に、もう2度と過ちは犯しませんと言っていたのに、「世間に大ウソをついたことになった」と残念がる。

   父親としてどうしてやりたいかと聞かれ、机に置かれた娘の写真を見ながら「刑を終えて、本当にしたいことがあれば、それに対するバックアップは、できるだけやってやりたい」

   以前のインタビューで、小向は父親のことを語る時は涙をこぼし、「自分のやりたいことを応援してくれる」父親が大好きだと話していた。不祥事を起こしたとはいえ、父親にとっても最愛の娘。淡々と語るが、その胸中は察しられる。

   最後に「本人に何を言ってやりたいか」との質問に、「早く出頭しなさい、それだけです。顔が見たい…」

   正月以来、連絡はない。逮捕状が出てから携帯電話にかけたが、つながらない状態になっていた。

   これまでの調べでは、小向はイラン人グループから都内のビジネスホテルで数回にわたり覚せい剤を購入していたとみられている。逮捕状の出た直後の2011年1月21に成田空港からマニラに向かい、いまも海外に滞在している可能性が高い。

文   一ツ石
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