現役力士 数十万円で勝ち星売買―「勝たせて」とメール

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   今度は現役力士たちが大相撲の勝ち星を売買していた疑惑が出てきた。

   「速報です。新たな八百長疑惑が出てきました」と、笠井信輔アナが「得もり」コーナーで前のめりになりながら伝えた。野球とばく事件で警視庁が押収した現役十両力士数人の携帯電話から、大相撲の勝ち星を数十万円で売買していた可能性をうかがわせるメールが見つかったというのだ。

   警視庁が野球とばく事件で相撲部屋など30数か所を家宅捜索したのは昨年7月(2010年)。そのとき押収した現役力士の携帯の中に、「今度は勝たせてほしい」と力士同士が話し合い、金銭のやり取りをうかがわせるメールが残っていたという。

押収携帯電話に記録

   「これは大騒ぎになりますよ」とさっそく反応したのはキャスターの小倉智昭。というのも、「週刊現代」が数回にわたって大相撲の八百長疑惑を報じたが、日本相撲協会や名指しされた力士らは発行元の講談社を損害賠償と謝罪広告を求めて告訴。講談社に3960万円の賠償を命ずる判決が出された。それが今回の八百長疑惑発覚でどうなるのか。

   小倉「つい最近も、現役親方がかつて『横綱の対戦で八百長があったんよ』と人に話しただけで降格された。これは絶対に大騒ぎになるよ」

   女優の高木美保「もう、がっかり」

   ただ、八百長が外部で賭けの対象になっていなかったことから、刑事事件として立件される可能性は薄いとの新聞報道もある。

   法的処分はともかく、NHKの相撲中継やわざわざ高い入場料を払って八百長相撲を見せられていたファンは納得できないだろう。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト