日ハム・斎藤佑樹の沖縄・名護キャンプ初日のきのう(2011年2月1日)は、ファン800人、報道陣400人という騒ぎ。ファンは全国から来ていた。北海道から来た女性は「意外と背が低い」。いやいや、周りがでかいんですよ。神奈川から来た女性、阪神ファンという大阪の男性、東京から来た短大生グループは「佑樹とダルビッシュ」。空港からのシャトルバスは休みなしだ。
球場の裏、グッズ売り場も盛況。佑樹グッズ限定600枚。さっそく「背番号18」 を着込んでいる女性も。サブグラウンドへ移動の途中、握手してもらった女性はもう大騒ぎ。ブルペンにも大勢が待ち構えていたが、この日は 軽めの練習だけで、ブルペンは空振り。
キャッチボールで何か話していたのを聞かれたダルビッシュが、「裏の顔を暴いてやろうと…。内容は言えない」(笑い)。
その斎藤は初日を終えて、「プロの雰囲気に多少慣れたかな。和気あいあいで、やりやすいなと感じました」
速い球やインサイドだけじゃない
現地からはきのうに続いて奥平邦彦がレポート。といっても、「朝ズバッ!」は放送時間が早すぎて、まだ球場に人影はまばら。代わりにフリップで、沖縄県が用意した「エコアンドラン」と名付けた無料の周遊バスを紹介した。「プロ野球14球場を観に行こう」とあって、ピンクのボディーが10台。離島にも1台づつあるのだそうだ。
みのもんた「これいいねぇ。ホテルの窓に背番号出せばいいのに、いまはセキュリティーがね」
ゲスト東尾修に「昔は厳しくなかった?」
東尾が入団したのは1969年だ。みのは「どんなに若々しくてどんなに素敵だったか」とスタジオ見学の女性たちに「見たいでしょ?」
出てきた映像は「FUKUOKA21」のユニフォームをつけた東尾少年だ。伸び上がるようなフォームで全力投球。脇で見ているのが中西太監督ときたもんだ。
みの「昔の自分を見てどうです?」
東尾「通用しないですね。まだだめ」
それより、斎藤について「同じようなタイプだけど、彼は4年間大学でやった。それをどう生かすかでしょうね」という。
斎藤と話をしている写真があって、「(このときは)攻めるという意味を話した。速い球やインサイドだけじゃない、変化球で攻めろと。佑ちゃんはかわいい顔してるから、相手も怒らない。すました顔でシラッと切ったらいい」(笑い)
やっぱり見ているね。斎藤は顔と身体がアンバランス。これが案外、武器かもしれない。