明日は日曜日というサッカー・アジアカップ決勝戦、テレビ視聴率はさぞかし凄い数字を叩き出すと予想されたが、意外にも準決勝の韓国戦を下回った。オーストラリア戦の平均視聴率は33・1%(韓国戦35・1%)、瞬間最高視聴率は37・5%(40・6%)だったのだ。中継放送したテレビ朝日系はがっかりだろうが、関係者はこんなふうに見る。
「試合開始が24時(31日0時)だったからね、韓国戦より遅いスタートだったんだよ。いくら翌日が日曜日でも、サービス業や流通業は休みじゃないところが多いし、翌日みんなで出かけるという家族もいたんじゃないですかね。
相手のオーストラリアチームに欧州やブラジルのチームのようなスターがいないから寝ちゃったという中年女性もいたかもね。やっぱり、ワールドカップとは違いますよ」
瞬間最高視聴率を記録したのは前半終了時というから、途中まで見て、あとは翌朝のニュースでという視聴者が多かったのだろう。そもそもが、テレビが騒ぐほど関心がなかったか……。(テレビウォッチ編集部)