新燃岳噴火まだ1年半続く…死者・家屋焼失の300年前とそっくり

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   新燃岳の噴火が続く。きのう(2011年1月30日)は、噴火口の中の溶岩ドームがさらに大きくなり、爆発と火砕流の危険があるとして、麓の高原町の500世帯に避難勧告が出た。火山灰は都城市や60キロ離れた宮崎市にも及んでいる。

   奥平邦彦レポーターが現地に出かけて報告する。火山灰が間断なく降り注ぎ、高原町の温泉旅館は開業してはいるものの露天風呂は使えずキャンセルが続く。都城市では街中が火山灰の取り除き作業中だった。畑のほうれんそうは壊滅状態。

   60キロ離れた宮崎市でも、洗濯物が干せないためコインランドリーがフル稼働。ガソリンスタンドでは「1日で洗車152台、 手洗い30台」という。

東京ドーム約4杯分のマグマ

   問題はいつまで続くかだが、300年前の噴火と似ており、その時は1年半も続いたことから、長期化するとの見方が強まっている。京大の鎌田浩毅教授がスタジオで解説した。大きな模型地図を前に、みのもんたは「桜島とは関係ないんですか」

   鎌田教授「つながってません」

   みの「予測はできるんですか」

   鎌田教授「マグマの状態を把握してますので、心配はいりません」

   みの「マグマの動きってわかるんですかあ」

   新燃岳の断面図でみると、大きなマグマだまりが2つある。深さ6キロに東京ドーム5杯分、3キロのところに0.8杯配分。みのは「これがドカンといかないのか」と心配するが、鎌田教授は「噴出ルートがありますから大丈夫」

   みの「これ、どれくらいかかってできたものですか」

   鎌田教授「全体は数十万年かかってます」

   みの「ブッ!」

   鎌田教授「あっ、みのさんは通常の単位でいってらっしゃる。私たちは少し長いので…」

   みの「どうせ私の人生なんか…(爆笑)。雲仙普賢岳みたいなことにはなりませんか」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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