「離婚の意思合意しました」と沢尻エリカが涙を流したのが23日(2011年1月)だった。これに「寝耳に水」と驚いてみせた夫の高城剛氏だったが、今度は「離婚届は渡してある。ただし条件があった」なんてしゃべり出した。
高城と接触したのは旧知の日本テレビ報道局デスク。「大丈夫ですか」との問いかけに、「ボクは大丈夫だけど、いろいろ迷惑をかけちゃって申しわけないと思って」
先のエリカ会見については、「あれだけ勝手に話しちゃうとね。話す前にひとこと声をかけてくれないと、ボクも対応しないといけないし、エリカのスタッフも知らないというから問題じゃないですか」
肝心の離婚については「ボクのこと嫌いじゃないけど、離婚したいと。いろいろ 説明したけど、しょうがないから離婚届渡しましたよ」
「いつ?」
「去年、スペインに戻ってきて、いろいろ話して」
「仲良く暮らしてるって……」
「そうですよ。共同名義で部屋借りてる。で、やっぱり離婚したいという。基本的に彼女に頼まれたらわがままでも何でも聞くんです、全部。だからサインして渡した。
ただ、あまりにも混乱してるから、あったことをすべて正直に話しなさい、そのうえで離婚届を出しなさいと言った」
「すべてをオープンに?」
「そう、隠し事せずに。仕事って信頼関係じゃないですか。エリカは離婚すれば仕事がうまくいくと思ってるから、そうじゃなくて、信頼を取り戻さないといけないから、ウソはつかずにオープンにすることが大事だと言った。それを条件にサインした」
オープンとはどういうことなのだろう。
「少なくとも2人の親に説明しないといけない。その後に必ずすべをオープンにしなさい。何が起きたのか、何も言ってない」
取りざたされるエイベックスとの関係。
「エリカの弁護士もエイベックス(との契約)は離婚が条件だという。でも報道をみると、エイベックスはそうじゃないと言ってる。だれがウソついてるのか、何が真実かわからない。 スタッフも混乱している。彼女の口からすべてを聞きたい」
沢尻がサインすれば離婚成立?
これには、MCの加藤浩次もキャスターのテリー伊藤も「びっくり」と声を上げた。
加藤「沢尻さんがサインすれば離婚は成立するの?」
弁護士の八代英輝「離婚は書類を提出するときに(離婚の)意志があるかどうか。サインしたけど気が変わったとか、窓口に電話して『受理しないで』ということもできる。今回、オープンにというのが条件になるとは考えにくい」
テリー「沢尻さんに落ち度があったが、それをしゃべれよということでしょ。オープンにしてもこのままでは芸能界で生きていけないですよ。わがままでも役者としてすごいというんなら、そっちを伸ばしてやったら」
当のエリカはおとといからマレーシアへエステ旅行に出かけ、明日帰国予定だ。