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ダル・古閑「連泊愛」慰謝料高いぞ!

   「フライデー」がスクープ撮した日ハム・ダルビッシュ有と人気女子ゴルファー古閑美保の「連泊愛」が話題になっている。ダルと古閑が合同自主トレをやり、夕食を終えた二人が毎晩のように古閑の部屋に入り、朝まで過ごしているというのだ。

   この話を新潮・文春が後追いしている。文春はダルビッシュから、一緒にランニングメニューをこなしたら答えるといわれ、記者がヘロヘロになりながらインタビューには成功している。

   ダルが「ぶんしゅん‥‥。どんな雑誌なんですか?」と聞いているのが笑えるが、本件については「お互いにアスリートとして尊敬しているだけで、男女の関係もない」と全否定。紗栄子夫人との泥沼離婚調停中のダルだけに、この「不倫行為」が事実なら慰謝料に影響しないわけはない。一方の紗栄子夫人のほうも、ロスで北島康介との噂もあるようだが。

   その他では、リンゼイさんを殺して2年7か月逃亡し、整形までした市橋達也被告が書いた本も話題だ。潜伏していたオーハ島(沖縄の久米島からモーターボートで約15分かかる無人島)ルポを新潮・文春がやっている。私は未読なのだが、不思議なのは、両誌にもなぜリンゼイさんを殺したのか、そもそもの動機が書かれていない。本にはないのだろうか。

   やはり両誌が取り上げているものに「幸福の科学」大川隆法総裁と妻・きょう子さんの離婚トラブルがある。きょう子さんは教団のナンバー2であり、信者からは「美の女神」と崇められていた。その彼女が、離婚裁判まで行ってしまった理由は「彼の女性問題が原因なんです」(文春)とインタビューに答えている。

   この教団とは、私がフライデー編集長時代、訴訟合戦になったことがあったが、その後も比較的順調にきていたようだった。信者に大量に買わせるのだろうが、大川総裁の本がベストセラーになり、最近では、選挙に多くの候補者を出して話題になった。だが、ここへきて総裁をいちばん良く知る夫人が、女性問題だけではなく、夜中に突然起きて何枚もの霊言を書きなぐるので、「正直、彼を病院で一度診てもらった方がいいのではないかと思ったこともあり、私なりに悩み苦しみました」(文春)とまで告白しているのだ。

   もちろん教団の広報は、女性問題を含めて否定している。「お布施だけで年に約300億円も集まります」(新潮)という新興宗教教団に起きたスキャンダルはどう進展していくのか。私ならずとも無関心ではいられないはずだ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

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