セルジオ越後 「決勝戦の心配は守備と香川のケガ」

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   サッカー解説者のセルジオ越後が1月25日(2011年、日本時間)に行われ、PK戦の末に勝利したアジアカップ・韓国戦を、自身のツイッターで総括した。

   試合前、休養日が韓国よりも多い日本を有利と見ていたセルジオ。前線とディフェンスラインをコンパクトにし、守備は高い位置でも低い位置でもいけない。攻撃はFW香川真司がカタール戦で出せていた、前に飛び出す動きに期待していた。

   試合は1-1のまま延長戦へ。延長前半7分、本田圭佑がPKをこぼすも細貝萌が押し込んで勝ち越したが、試合終了間際、韓国の黄載元にゴールを決められてしまう。120分で決着がつかず、PK戦にもつれた。結果はGK川島永嗣のファインセーブもあって、宿敵韓国に5年半ぶりの勝利だった。

   試合後、セルジオは「予想どおり、がっぷり四つの戦いになったな」「今日のヒーローは細貝と川島だよ」と振り返る。また、延長戦のPKをはずした本田だが守備やパスでチームに貢献していたし、岡崎慎司の「推進力」には目を見張るものがあったとたたえた。

   ただ、決勝戦に向けては不安も残る。守備では1対1で相手選手にやり込められる場面があったこと。攻撃ではケガで途中交代した香川は大丈夫なのか。決勝戦の相手はウズベキスタンに圧勝したオーストラリアとなるが、セルジオは「(決勝も)厳しい戦いになるな」と予想している。

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