日テレ巨人戦「尾頭切り」BS日テレで5試合だけカバー

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   すっかり当たり前になってしまったプロ野球中継の「尾頭切り」。試合の途中から放送が始まり、盛り上がったところで打ち切りになってしまうあれだ。日本テレビは今シーズンは「前後の尾頭部分」をBS日テレで放送すると発表した。

   BS日テレが試合開始から中継し、途中を地上波放送に引き継ぎ、地上波の放送枠をはみ出した後半を再びBSが放送する。「トップ&リレーナイター」と呼んでいて、対象となる試合は地上波放送22試合のうち5試合。どうせなら全試合でやればいいのだが、なにしろ昨年の巨人戦の平均視聴率は10%を大きく割った。もはやプロ野球中継そのものをやりたくないというのが本音だろう。一応、BSで前後をカバーすることでプロ野球ファンの不満を少しでも解消しようということなのだろうが、この程度の対応で巨人戦の視聴率が戻るとも思えない。また、主審のマスクにCCDカメラを付けてピッチャーのボールを正面から見せることも検討されているが、実現しても1~2イニングだけになりそう。あれやこれややっても、今シーズンさらに視聴率が下がるようなら、来期は地上波中継なしという可能性も出てきそうだ。

   CSの日テレG+は巨人主催ゲーム72試合をフル中継する予定で、プロ野球は有料チャンネルで見る時代になった。(テレビウォッチ編集部)

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