市橋達也の離島暮らし「誰だって逃げる」と自分説得

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   2007年3月に、自宅で英国人の英会話学校講師を殺害したとして、殺人罪などで起訴された市橋達也被告――の名をメディアで聞くことは少なくなっていたが、またまた突如として前線に戻ってきた。

   なんでも、明日26日(2011年1月)、彼の名と顔を一躍有名にした961日に及ぶ逃亡生活について記した「逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録」を出版するんだそうで、「朝ズバッ!」は市橋が潜伏していたという沖縄の離島、オーハ島の映像や本の記述をたっぷりと宣伝、いや紹介した。

自殺も自首もできない

   それによると、執筆の動機は「(自分が)どこにいてどのような生活をし、何を考えてきたか。自分が犯した罪の懺悔のひとつとして、それを記したい」とのこと。

   なかには、公園の障害者用の個室トイレで、下唇をハサミで切り取り、多量に出血したなどという記述などもあるそうで、逃亡にかける執念の並々ならぬことがうかがえる。

   2007年5月には、リンゼイさんの家族が来日することをラジオで知り、申し訳ないと思う半面、「誰だって逃げる、誰だって逃げる」と言い聞かせていた。

   自殺することも自首することもできず、ただ逃げ続けたい一心で、たどり着いたのが沖縄の離島だった。市橋は気に入ったのか、カネを稼いではそこに戻っていたのだという。

文   ボンド柳生
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