上地雄輔 いじめは「ゲロが出るほど勇気なくてダサい」

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   俳優の上地雄輔が1月24日(2011年)のブログで、学校のいじめ問題で熱く語っている。

   先日のテレビのドキュメンタリー番組で、いじめのネット書き込みに悩む生徒、先生、親を追った特集を見て、「なんか。嫌な時代だなぁ」と重い気持ちになったのだという。同時に、「オイラに少しでも何かできねーかな」と思い立って、子どもたちに向け、自分の思いを書きはじめた。

「まず。本人がいないとこで人を悪く言うヤツ。書くヤツはムっっっっチャクチャ、ゲロが出るほど勇気がなくてダサい事」

   こうしたことは卑怯者がすることで、見て見ぬ振りをする者、怖くてそれに加担する者も同じ。人を不幸にすることで、自分の幸せを感じるというのはどうだろう。生きていればすれ違いや勘違いがあり、ケンカだってあるかもしれないが言葉の暴力はやり口が汚い。

   言葉は「生きている」というのが上地の考え。言葉が人を成長させ、救うことがある反面、その逆――文句、悪口、嫉妬、噂、陰口、ひがみ、誹謗中傷もある。子どもたちには「そんな事して大人になってほしくないんだ」と投げかけている。

   また、わけのわからない言いがかりをつけられ、どうにもならない時には「悔しい気持ちムチャクチャ分かるケド、歯を食いしばってシカトしまくれ。ビックリするくらい普通にして」とエールを送る。心の傷がいつか笑いシワに変わり、あなたをわかってくれる人がたくさん集まってくるはずだから、とやさしく語っていた。

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