卓球の全日本選手権で19日(2011年1月)、 小学4年生2人が最年少勝利記録を11大会ぶりに更新した。まず10歳9か月の平野美宇が、そして8分後に10歳2か月の伊藤美誠がそれぞれ1回戦を勝ち残った。
これまでの最年少記録は、福原愛のもっていた11歳1か月だったが、同じ大会に出ている福原は「塗り替えてもらわないと次の世代が出てこないので、これからもがんばって塗り替えてもらいたいです」と話した。
2人は両親がともに卓球選手で、3歳、2歳から卓球を始め、負けると悔し涙で転げ回ったりするところは、かつての福原と同じだ。
2人がどこまで勝ち進むかが注目されたが、きのう(20日)の2回戦で伊藤は敗れ、平野も2回戦は勝ったが3回 戦で敗れた。伊藤は「来年は4回戦までいきたい」と涙を流した。平野は2回戦を勝ったのでまあまあの表情。「オリンピックで金メダルをとるのが夢」と話していた。
ふたりの10歳対決見たい
司会の加藤浩次「すごいですね」
大竹真アナ「2人はジュニアでなく一般で出ている。なぜかというと、ちゃんと予選を通っているから」
平野は山梨県で優勝、伊藤は静岡県で3位という堂々たる成績だ。
加藤「これ天才2人がライバルになったらとんでもないことになる。愛ちゃんはひとりでやってきたけど」
はるな愛(タレント)「10歳でねぇ。しっかりしてる」
テリー伊藤(キャスター)「10歳で悔し涙ってあんまりないでしょう。ちょっと楽しいね」
さきの女子のスキージャンプの優勝者も15歳 だったが、スケート、水泳、体操、音楽、演劇……英才はどんどん伸びる。