「おいちゃん、それを言っちゃあおしまいよ」
寅さんがお決まりの台詞。「男はつらいよ」シリーズがDVDマガジンで復活した。発売はきょう6日(2011年1月)。
発売会見には山田洋次監督とさくら役の倍賞千恵子が出席、こちらはリアルタイムのお歳だからさすがに長い年月を感じさせるが、見下ろす寅さんの写真だけは若い。
山田監督「寅さんの最新作の発表のような不思議な気持ち」
倍賞「お兄ちゃんが『初心に戻れよ』と言ってるような」
DVDマガジンはシリーズ48作とテレビドラマ版と特別編を加えた計50巻。ロケ地案内や映画の解説が盛り込まれている。だが、最大の目玉は山田監督が寅さんの少年時代を描いた小説だという。
「しょうもねぇ悪ガキが場末の町で馬鹿なことばかりして、ナリだけでかくなったという、つまらねぇお話です。御前様は私の名付け親になってくださり、『命名 寅次郎』と美しい字で書いてくださいました」といった調子らしい。
山田洋次監督は映画化に意欲
キャスターのテリー伊藤は「監督はこれを映画にしようとしている」という。
大竹真アナ「寅さんの子役を選ぶのは大変」
司会の加藤浩次「渥美さんの面影があって、顔も四角くないといけない」
テリー「そんなに男前じゃないよね。『ALWAYS』では少年が主役だけど、ああいう感じで寅さんの少年時代を」
加藤「そうか、スターウォーズに近いね」
テリー「寅さんのエピソードワンなんだって」
タレントの大沢あかね「(旦那が)ズーッと寅さん見てた」
加藤「お正月番組見ないで」
大沢「ズーッと寅さん見てた。マガジン絶対買うと思いますよ」(笑い)
DVDマガジン創刊号が5部、番組のプレゼントになった。めでたし、めでたし。