新年といえば年賀状だが、「スッキリ!!」が「去年、快挙を成し遂げたあの有名人の年賀状を入手しました」というから、だれのかと思ったら、さかなクンだった。
約70年前に絶滅したと思われていた秋田・田沢湖の固有種クニマスが、山梨・西湖で生息していたことを発見し、天皇陛下も誕生日の会見で「東京海洋大学客員准教授、さかなクン」と名指しで功績をたたえて話題になった。
年賀状はむろん「クニマスと富士山」のイラストで、「生物の命のつながりをしっかりと学びましょう」とある。クニマスは笑っていて、自分のイラストも入っている。
次はイヌ。例のぶさかわいいで知られる青森・鯵ヶ沢の「わさお」。むろんイヌが賀状を書くわけないが、3月には「主演」映画が封切られるというので、公式ブログの管理者が作った。「わさお 2011」の 「0」のところに、わさおの足形が押してある。だから直筆だ。
テリー伊藤400枚、葉山エレーヌ20枚
これだけではさすがに間が持てずに、「スッキリ!!」メンバーの年賀状公開となった。 まずはメインキャスターのテリー伊藤。当人は「オレの?」と頭を抱え込んだ。これがクリスマスと一緒になっていて、絵柄はサンタクロースがいっぱいだ。
さらに、キャスター・葉山エレーヌの年賀状は色とりどりの風船にウサギの耳が生えたようなきれいな年賀状だ。
「決められた デザインから選んでお店に頼んだ。自分では絵は描かない」
大竹真アナ「ちなみに何枚くらい?」
テリーは「400枚」、エレーヌは「20枚」
司会の加藤浩次「20枚を印刷?」
葉山「メッセージを手書きなので、あとはいっさい書かないようにと」
菊地幸夫は定型の「スカイツリーのデザイン」にメッセージを印刷したいかにも弁護士の年賀状だ。大騒ぎはおおたわ史絵(医師)の年賀状。 旦那様と肩を寄せ合っている写真と愛犬の写真が並んで、「謹賀新年」と短いメッセージ。「見せると思ってなかったからぁ」
「写真はどこで撮ったんですか」
「北アルプスの燕岳。毎年ボランティアで登ってる」
加藤「おおたわさんが肩組んじゃって」
テリー「旦那がおびえてますよ」(大笑い)
最後の大竹のは子どもの七五三の写真で構成。「子どもの成長を見ていただこうかなと思って、120枚ほど」という。加藤は骨折騒動のためか、エントリーはなかった。
どれも、テレビで見せるほどのものにあらず。番組づくりも、行き当たりばったりだとこうなるという見本だった。