お魚大好きタレントのさかなクンが大感激。12月25日(2010年)77歳を迎えた天皇陛下が、 会見でさかなクンに言及した。
「このたびのクニマス発見に、東京海洋大学客員准教授さかなクンはじめ多くの人々が関わり、協力したことを嬉しく思います」
生物学が好きとはいえ、陛下がわざわざ個人の名前を出すのは極めて異例。それも発表した京都大学ではなく、「さかなクン」 の名前だった。
当のさかなクンは「名前までおっしゃっていただけるなんて、夢にも思っておりませんでしたので、感慨無量です。クニマスが人知れず一生懸命生き延びていたという感動があるので、できたら田沢湖に里帰りすることを願っております」と興奮気味だ。田沢湖のある仙北市では名誉市民賞を贈ることを検討しているという。
カブトムシの人工ふ化!?
ここで蛇足なのだが、レポーターの大竹真がさかなクンの「もうひとつの偉業」とやらをとりあげた。「ギョギョギョな偉業が過去にありました。中学時代に」と、フリップの目隠しをめくって「カブトムシの人工ふ化に成功していたんです」
ところが、フリップは「カブトガニ」だ。一同爆笑。テリー伊藤は机に突っ伏してしまった。「(大竹は)何か抜けてるね」と司会の加藤浩次。
しばらく固まってしまった大竹だが、気を取り直して「民間での人工ふ化は珍しく、新聞にも載った。秘訣は散歩」
???
理科室で水槽から出して散歩をさせたところ、カブトガニが潮の満ち引きと勘違いしたのではないかというのだった。
大竹「それを感じ取れるのがすごい」
どうほめても後の祭り……。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト