両親の遺品整理で思いに区切り
次に紹介されたのが両親の遺品の整理に疲れ始めた50代の主婦・岡村幹子さん。カメラ好きだった父親の100冊以上のアルバムを捨てるかどうかと迷い、結局、捨てることにした。押し入れの天袋を整理して見つけた岡村さんが誕生したときの命名の紙と母子手帳。岡村は「本当に私は大事に育てられたのですね」と涙ぐんだ。
釈は「遺品の整理は難しい。思い出や親子関係を断つことにもなる。でも、整理をすることで亡くなった人との対話が始まると思います」と話す。
ナオジン
*NHKクローズアップ現代(2010年12月16日放送「断捨離(だんしゃり)人生をそうじする人」)