伝説ヒーローの「これぞスペクタクル映画」爽快感たまらない!

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(C)2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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ロビン・フッド>中世の吟遊詩人が生んだ名作「ロビン・フッド」をリドリー・スコット監督が映画化。舞台はイングランド。フランスとの戦いや悪政に苦しむ民を救う伝説のヒーローをラッセル・クロウが演じる。

   見終わった後の爽快感はたまらない。壮大な自然が広がるロケーションの迫力にまず驚く。そして、リドリー・スコットとラッセル・クロウという映画「グラディエーター」の最強タック。中盤までのストーリー展開は、やはり偉大な原作があるだけに、ややありがちかなと思ってしまうが、クライマックスに向かう後半はお見事。ぐいぐいと観客を引き込んでいく。

リドリー監督とラッセル・クロウ「グラディエーター」コンビ

   圧巻はラストの浜辺でのイングランド軍対フランス軍の戦い。波打ち際に浮かぶ戦士の亡骸と血で染まった赤い波。降り注ぐ矢の雨と馬にまたがり颯爽と現れる戦士たち。今年ナンバーワンのスペクタクル超大作だといえるだろう。

   フランス軍のスパイ、ゴブドリー(マーク・ストロング)の気持ちよいくらいの悪ぶりが、正義の対極としての欠かせない存在感を見せる。

   興ざめしてしまったのが、ノッティンガムで騎士である夫の帰りを待つマリアン(ケイト・ブランシェット)が美しすぎること。健気で力強い彼女ではあるが、悪政に苦しみ苦労しているのに、あまりに綺麗なのだ。しかし、そんな彼女がいたからこそ、ロビンも戦い続けることができたということで、スペクタクル映画には美女とのロマンは不可欠ということですね。

PEKO

おススメ度☆☆☆

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