魚介系大好きタレントのさかなクンが、約70年前に絶滅したと思われていた「クニマス」が山梨・西湖で生息していることを確認した。
クニマスはサケ科の淡水魚で、秋田・田沢湖の固有種だったが、発電所建設などで 酸性の川の水が入り絶滅したとされていた。このため、クニマスの姿を残す資料は残っておらず、特徴は「黒っぽい」というだけだった。京都大学総合博物館の中坊徹次教授がこれを再現するイラストをさかなクンに依頼し。さかなクンは、東京海洋大学の客員准教授を勤めるほどの知識だけでなく、魚の細密なイラストでも知られていた。
依頼を受けたさかなクンは、イラストを描くための参考に各地のヒメマスを取り寄せたのだが、その中にクニマスの特徴と一致するものがあった。さかなクンは「クニマスじゃないか」と中坊教授に送り、消化器官などの特徴や遺伝子検査の結果、クニマスと確認された。
東京海洋大学客員准教授
中坊教授は「お手柄です」という。田沢湖で絶滅する少し前に、放流用にクニマスの卵10万粒が西湖に運ばれた記録があるという。西湖ではクロマスと呼ばれていて、ヒメマスの仲間くらいに思われていたという。
司会の加藤浩次「すごい」
キャスターのテリー伊藤「やりましたね」
加藤「これはラッキーじゃないです。ホントに魚と触れ合ってますからね」
大竹真アナ「地元の漁師さんは、産卵を終えたヒメマスだと思っていたそうです。さかなクンは、色が黒いので、あれというので教授のところへ送った」
加藤「さかなクンなんて呼べませんよー」(笑い)
テリー「ドクターさかな」
大竹「他も探せばまだいるかもしれない」
テリー「さかなクンに日本中回ってもらいましょうよ」(笑い)