「小沢一郎VS岡田幹事長」なあ~んだ結論先延ばし?

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   民主党元代表・小沢一郎の国会・政治倫理審査会への出席を巡って、小沢グループと反小沢グループの対立が激化している民主党。今朝(2010年12月13日)の「とくダネ!」は、昨日行われた茨城県議会議員選挙をきっかけに「民主党分裂の危機か」と報じた。

   県会議員選挙前、小沢は「この選挙で負けたら地方が火を噴く。そうなったら自分は日本のために何でもやる」と発言し、菅・仙谷執行部への宣戦布告と受け取られていた。その選挙結果は、民主党は現有勢力6議席をかろうじて確保できたという惨敗。小沢グループからは、早くも執行部の責任追及の声が上がり初めている。

   これに対して、反小沢の岡田幹事長は「リスクを取っても小沢氏の政倫審出席を進めていきたい」と発言。両者の対立は激しくなるばかりだ。

役員会議決は有効なのか

   田崎史郎(元時事通信記者)は「役員会での議決が有効かどうか疑問視する向きがある。また、役員会ではなく、常任幹事会で決めろと言う声もある」と解説した。

   タレントのピーコは「民主党はどうしようもない政党。菅総理の不用意発言もあれば、今回は内輪もめ。国民のことをどこまで真剣に考えているのか疑問」と突き放し、夏野剛(慶応大学特別講師)は「リーダーが何を考えているのかわからない。その場その場の対応ばかりでゴールがどこにあるのかが見えてこない」と批判する。

   しかし、メインキャスターの小倉智昭は「小沢さんは自分から党を割ることはないでしょう。いざとなったら小沢グループも割れる可能性がある。そこまでの危険を賭けて党を出るだろうか」と疑問を投げかけた。

   もはや新政党つくりや政界再編なんてやっている時間的余裕はないはずだ。相変わらず、永田町は危機感ゼロ。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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