「海老蔵事件捜査もたもた警視庁しっかりしろ!」元検事叱る

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   海老蔵ネタもここまで続くと消化不良気味。今朝(2010年12月7日)の「スパモニ」も出だしは似たようなものだった。ところが、コメンテーターの元検事、大澤孝征弁護士が「捜査が甘い!」と言い出して、俄然盛り上がった。

不可解!暴走族リーダー診断書

   「スパモニ」がまず披露したのが、海老蔵とトラブルになった元暴走族リーダーの男性(29)の診断書。診断書は暴走族グループのスポークスマン的役割の男性から「大事な資料を渡したい」と連絡があり、リポーターが受け取ったという。

   診断書は2枚あり、1枚目は事件当日の11月25日に病院から出されたもので、それには「打撲などで全治10日間」と書かれてある。もう1枚は昨日6日に別の病院から出された診断書で、それには顔面打撲などで「本日より2週間安静、加療を要す」とある。

   最初の病院の診断が「全治10日間」なのに、事件から10日以上も経てから「2週間の安静を要す」という診断も解せない。そんな疑問には触れず、他社より早く診断書を入手したことを自慢気に話すリポーター。それによると、インターネットで2つの病院名を確認し、件のスポークスマン役から「病院に取材してもいいです」といわれ、病院取材の前に公表したという。

振り回されてる捜査一課

   司会の赤江珠緒から「今後のポイントとしてはどうですか」と問われた大澤は、「不可解な話ですね」と次のように、事件を担当している警視庁捜査1課を批判した。

   「こういうのは警察の捜査に本来委ねられるべきで、本人がケガをしているなら事情聴取の際に出すのが本来の筋。一連の流れを見ていると、警察側がこういった不良グループと思われる連中に振り回されている印象が否めない。

   犯人の割り出しは早かったが、身柄を確保できていない点が実にもたもたしていて、捜査1課の仕事としてはいかがなものか。周りがワイワイ言う状態を作り出しているのは、捜査に対する信頼を裏切ることになりかねない」

   警察への手厳しいお叱りだが、コメンテーターの金慶珠(東海大准教授)は矛先を父親の市川團十郎に向け、次のように叱った。

「どう見ても、どこかのいいとこのボンボンが酒飲んでケンカした話としか聞こえない。韓国では、成人する前に父親から酒の飲み方を習う。市川團十郎さんとちゃんと酒を飲んだのか疑問です」
文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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