「2006年にも平成の大寒波が起き、死者も出ている。今年は異常な天候による『ヒートショック』対策が必要」
司会の小倉智昭が警告した。豪雨と記録的な暖かさが繰り返す今年の不順気候。「とくダネ!」は「あさってからの気温降下で家庭に潜む危険」に注意喚起した。
トイレ・脱衣所で室温急変
ヒートショックとは、急激な温度変化により体が受ける影響のことだ。室内でも、リビング・浴室と脱衣所・トイレなど温度変化の大きいところを移動すると、血圧が急変して脳卒中や心筋梗塞などにつながるおそれがあるという。日本は入浴中の急死者数が諸外国に比べて高いとされており、原因は「お風呂場と浴衣室の温度差」であるといわれている。
そこで、番組は江戸川クリニックの江戸川誠医師に「ヒートショック対策」を聞いた。
「老人施設や高齢者がいる家庭では、何よりも温度管理が重要。トイレやお風呂場の脱衣所など冷えやすい場所には加湿器などを置いて室温と同じ温度を保つようにして、急激な温度変化が起きないようにすることです」
中野美奈子アナは「今週半ば頃から、再び寒くなりそうです。くれぐれも体の管理に気をつけて」と呼びかけた。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト