きょう12月3日(2010年)、女優・酒井法子の自伝「贖罪」が朝日新聞出版社から刊行された。スパモニはさっそくこの話題を取り上げ、司会の赤江珠緒は「どんな贖罪をしているのでしょう」と興味深々だ。
昨年秋から出版交渉
本では逮捕・起訴や薬物から家族、仕事についてなど、のりピー誕生から転落までの全軌跡がつづられている。夫が逮捕された事件当夜、あの場所で彼女は何を思っていたのか。芸能人として生きてきた数奇な半生、女性や母親としての苦悩も書かれている。また、自伝には数々の秘蔵写真も掲載されている。
朝日新聞出版社の編集者が、自伝出版のために酒井側とコンタクトを取り始めたのは昨年の秋ころからだという。酒井は当初、自伝を書くことをかたくなに拒み続け、編集者に会おうともしなかった。編集者は粘り強く酒井と交渉、ようやく酒井と面談ができたのが今年2月だったが、この時も酒井は「事件を思い出すのは辛い」と事件については触れなかったという。
酒井が事件について語り始めたのは今年の7月頃から。同じ朝日新聞出版社で「週刊朝日」編集長を務めるメインコメンテーターの山口一臣はこう解説する。
「今後、彼女がどんな人生を歩むのかはわかりませんが、事件から逃れることは一生できません。それなら、事件に区切りをつけたいと今回の自伝出版に踏み切ったようです」
事件に区切りがつけば芸能界復帰というシナリオなのだろうか。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト