7月(2010年)から仕事を休んでいた ナイナイの岡村隆史(40)が、おととい(27日)の「めちゃめちゃイケてるッ!」で復帰した。134日ぶりだったが、演出が凝っていた。
ロケ現場に着いた「めちゃイケ」のメンバーは、その仕掛けに驚いた。8月のチリの鉱山事故の救出現場そっくりだったのだ。やぐらからロープ巻き上げのホイールまであって、なんとカプセルのフェニックスもある。カプセルがドロだらけで引き上げられると「MECHA」なんて書いてある。
「誰か乗ってるよ」「乗ってる乗ってる」と口々に言うが、相方の矢部浩之(39)が「ちょと待て、あの後ろ姿…」と言うなかを、降り立ったのはヘルメット、サングラス、作業衣にザックを背負った岡村だった。知らされてなかったみんな口をあんぐり。
さっそく、本物の救出劇を模して、「めめめ」「ちゃちゃちゃ」「VIVALA めちゃイケ!」とやってみせた。チリの大統領のそっくりさんも現れて抱き合うという凝りよう。矢部をはじめ「めちゃイケ」のメンバーを次々とハグして回った。
青木裕子アナと結婚「やったなあ」
サプライズ復帰の後は、入院中、芸能ニュースを見なかったということで、スポーツ紙などを並べてチェック。
「広末再婚」では「キャンドル・ジュン?」(みな大笑い)
「濱口? ええんか これ?」と「ゆうこりん結婚」の新聞を元カレに見せた。「誰やん?」と言ったたのは「戦場カメラマン、渡部陽一」だ。「テレビに引っ張りだこ、やて」
で、いちばん驚いたのが、矢部の熱愛報道。TBSの青木裕子アナの写真が踊る新聞をワナワナと震わせ「おまえ、やったなぁ」。と、また紙面を見て「岡村復帰後にゴールインかて?」。矢部は「どうなんですかね」と煮え切らない。
最後が、この夏「お台場合衆国」の来場者66万8874人がボードに書き込んだ「復帰を祈る」メッセージを披露した。100畳敷くらいのボードにぎっしり。「岡村さん大好き」「早く戻って来てください」とある。その上を歩きながら岡村、「やばい」「ちょっとやられたなぁ」と言いながら、サングラスをかけたまま仲間から1人離れ、追うカメラも手でさえぎる。「ありがとうございます」とつぶやく。
キャスターの笠井信輔「大きな仕掛けでした」
司会の小倉智昭が「もう病気は大丈夫なんですか」と前田忠明にきいたが、前田は「あれだけ元気でパロってるんだから」と頼りない。
中野美奈子アナが「大統領がそっくりでしたね」
そして、「めちゃイケ版フェニックス・MECHA」は本物そっくりに作られたもので、いまフジテレビの前に展示されているそうだ。まあ、ご苦労さんなこと。岡村が金になることがようわかった。