「バカ売れ」テレビの買い時で激論! 「今日だ」VS「いや12月だ」

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   景気対策と環境対策がいびつに結びついた「家電エコポイント」も今月(2010年11月)をもって満額支給が終了、来月、再来月と段階的に縮小し、付与条件が厳しくなる。そんなこんなで、地デジ対応テレビの駆込み需要が過熱してるんだそうな。

   番組によれば、11月8日から1週間の薄型テレビ販売台数は前年比6倍。このごろ、土日ともなれば、家電量販店の前にはテレビ買いたさの客が開店前から大行列をつくり、ひとたび店内に入れば、店員とお話しするのに整理券が必要な状況だという。このごろは繁盛してるイメージのない、いわゆる「町の電器店」の店内でも、売れたテレビの空き箱・ゴミが山積み。店員は「ここんとこ、休日もありません」とほくほく顔で話す。

「考えどころですよ」

   番組御用達の流通ジャーナリスト(=買い物アドバイザー)の金子哲雄は、買い時は「今日」だという。今週末は最後のエコ満額週末、しかも給料日直後とあって、客が殺到・混雑、ただでさえ薄い在庫の消失が予想される。そこで、「今日」、「家電量販店の激戦区」で、店員に「オススメはどれですか?」と聞いて、それを買うべきだそうだ。四の五の言わずに、とにかく急いで買えといったことらしい。

   「でも、それちょっと煽りすぎだよね」とコメンテイター、テリー伊藤が疑問を呈す。クルマも同じこと(エコカー補助金を指すらしい)で煽っていたが、終わったあとは売れなくなり、値引きしはじめた。「(テレビも)12月になると値引きがあるんですよ。慌てて今日行く必要は――いいですよ、別に」

   「勝負ですよね。このあと、どれだけ下がるのか。いま行くのか。考えどころですよ」と司会の加藤浩次がしめくくり、スタジオでは結局いつが買いドキなのかの結論は出ずじまいとなった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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