最近、立て続けに発生する熱愛・結婚ニュースはとうとう海外に飛び火した。英国のウィリアム王子が婚約し、来年結婚の予定であることを公表したのだ。気になるお相手はケイト・ミドルトンさん。裕福なご家庭に育った「一般庶民」(=非貴族)で、王子の大学の同級生だった。在学中から交際がはじまり、2007年には1度破局したが復縁。延べ7~8年間お付き合いは続いた。その間、2人の交際はメディアにも知れ渡り、ウィリアム王子人気の高い日本のワイドショーでも彼女の存在はつとに知られていた。
共通点は指輪サイズ、身長、テニス
そして、お相手とともに大きく伝えられたのが「婚約指輪」。王子の母である故ダイアナ元皇太子妃がチャールズ皇太子と婚約した際の指輪を再利用したんだそうな。「スッキリ!!」では、そんなダイアナ元妃とケイトさんのプロフィルを比較し、「意外な共通点」を見つけたという。指輪が同じサイズで、身長も178㎝、テニスが趣味である。ただし、総合的に見ると、出身(元妃は伯爵の娘)、婚約時の年齢、交際期間、学歴、職業などはかなり違う。
司会の加藤浩次は「われわれはつい共通点を探してしまうが、こうやって見ると、全然違いますよね」と、結婚相手に亡き母の面影を求めて――的なワイドショー向きのストーリー性を暗に否定した。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト