柳田法相「スチャラカ発言」開き直ったり謝ったり

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「ひどい話ですよ」

   政治記者歴20年の川戸恵子が呆れたのは16日(2010年11月)の衆院法務委員会で紛糾した柳田稔法相の軽口というか贅言。スタジオでも批判が噴出した。

菅首相の任命責任

   問題となった柳田法相発言は、14日行われた地元・広島市での大臣就任披露パーティーであった。番組がその発言をVTRの映像で流した。

「法務大臣はいいですよ。2つ覚えておけばいいんですから。『個別の事案についてはお答えを差し控えます』
これはいい文句ですよ。分からなかったらこれを言う。あとは『法と証拠に基づいて適切にやっております』
この2つなんですよ。まぁ何回使ったことか」

   これに自民党議員が噛み付いた。

「これは国会軽視ですよ。この発言について謝罪と撤回を求めます」

   これに柳田法相は「証拠はどうなのかといろいろ聞かれますと、その際にこの言葉を使うしかない。私は間違って言ったとは思っていない。仲間内でのお話だっただけに、少し茶化したかもしれませんが…」といったんは開き直ったが、最後には陳謝した。

   川戸「これは議論以前の話。自分の意見などどこにあるんだと言いたい」

   さらに、元朝日新聞政治部記者の早野透も「なんとなく具合悪いなという感じがしていたんですけど、素っ頓狂でミスキャストですね。これで結構しのいでいる国会審議もいかがなものか」

   一方、任命責任を問われた菅首相。ぶら下がり会見で「直接(本人から)聞かないなかでコメントを控えたい」と、いつもの逃げセリフ。この菅首相の発言に、司会のみのもんたの怒り爆発。

「これが決まり文句ですよ。直接聞いていないとか、そういう問題ではないでしょう」

   自信のなさから『詭弁』と『決まり文句』が目立つ民主党政権の執行部。急坂を転げ落ちるように支持率の急落が始まった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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