先週末に発表された「2010ユーキャン新語・流行語大賞」の候補50語。iPad、(クロス)カップリング、無縁社会、3D、AKB48などが並ぶ。司会の小倉智昭が注目語をいくつかピックアップした。
「カップリングなんて、ノーベル賞化学賞もらうまで知らなかった」
それから「なんで1段1段なんだろう」
これはスキー・モーグルの上村愛子選手がバンクーバー五輪4位で、メダルを逃したときの言葉だ。前回の五輪は5位だった。
「気持ちはわかりますよね」(小倉)
さらに「国技をつぶす気か」
天皇賜杯が返上されたときにモンゴル出身の白鵬がいった言葉。
サッカーの本田圭佑選手については、「本田△」というのがある。
「何のこっちゃ。 わかりますか」(小倉)
これは「△」→「さんかくけい」→「さんかくけー」→「さんかっけー」。つまり 「本田さんかっこいい」となるんだそうで、「インターネットに書き込まれているそうです」
ワールドカップでは「岡ちゃんごめんね」
岡田監督は負け続けて前評判さっぱりだったのに、ベスト16に残ったので「ごめんね」
「小沢関係」に候補多数
多いのは小沢一郎の関係。「一兵卒」「剛腕」「壊し屋」「検察審査会」「脱小沢・親小沢・反小沢」
ここで小倉はかつての流行語大賞を紹介した。
「24年前、新人類、覚えてますか」
出した写真は西武ライオンズの新入団選手が3人。清原和博、渡辺久信、工藤公康。
「彼らを新人類と呼んだ。清原は引退、渡辺さんは監督ですもんね」
「20年前の1990年、『アッシーくん』。バブル絶頂の頃、六本木や赤坂でよくアッシーくん見ました」
そこで一段と声を張り上げて、「さて1996年、ノミネートされなかった有名な言葉」と出したのが、「○○は文化」。「わかりますよねー、この前3度目の結婚しましたから。みんながわかっちゃうところが怖いですね」
答えは石田純一の「不倫は文化」。「マイナスイメージが先行している場合はノミネートからはずされることがあるんですって。石田君は私はそういったわけじゃないといってましたが」
まあ、昔のことはともかく、今年は何だろうな。じっくり考えてみるか。まだ いろいろあるぞ。「イクメン」「ガラパゴス」「パウル君」「はやぶさ」「最少不幸社会」「年金パラサイト」……。