なんとか「日中首脳会談」―でも中国側は「交談」だって、何それ?

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   APEC(アジア太平洋経済協力会議)は横浜ビジョンを採択てきのう(2010年11月14日)閉幕したが、まあ、とくに中国には振り回された。

   日中首脳会談はたった22分間。通訳を入れると半分になる。胡錦涛主席は表情も硬く、単なる儀礼であることがありあり。菅首相は「尖閣」に言及したが、会話にはならなかったらしい。中国側の発表は会談ではなく、「交談」とされた。

菅首相メモ棒読み

   司会の小倉智昭「交談とは?」

   産経新聞の山本秀也記者が「外交的には3つのランクがあって、その一番下だ」と解説した。公式なものではないらしい。しかし、これには理由があるという。中国政府は日本との関係を戻したいのだが、内陸部で起こった反日デモが怖い。そのため中国側からは動けない。友好的な発言がしにくいというわけである。

   これはファーストレディー外交にまで及んで、各国首脳夫人のなかで、胡錦涛主席の劉永清夫人だけが不参加だった。最後に日本風の衣装をまとって記念撮影があったのだが、それが報道されると具合が悪いということだったようだ。

   それにしても菅首相は会談でも会見でもさえなかった。胡錦涛主席との会談でもメモを読んでいた。

   小倉「なんであんなにメモを読んでいるのかね」

   夏野剛(元NTTドコモの執行役員)「発言を間違えないようしたためと聞いてびっくりした。会談は会うことが目的じゃなくて内容なんだから、相手の目を見てしっかり話さないとだめですよ」

   柴門ふみ(漫画家)「環太平洋じゃなくて、菅(さん)大変よ(爆笑)。ハラハラしながら見てた。国民をハラハラさせる首相って、どうなの?」

   かつての威勢のいい菅直人はどこへいったのか。権力というものにいまだ順応できないらしい。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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