色気ちゃう 手ぇつながんと 転(こ)けまんねん…大阪弁川柳傑作選

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   木曜日恒例の「ズバ斬り川柳」。今朝(2010年11月11日)のお題は「大阪弁川柳」だ。

   字余りでも収まってしまう大阪弁の言い回しが絶妙。1句ずつ紹介した司会のみのもんたは、「関西弁には人生の味がにじみ出ていますねえ」と感慨深げだ。

   みのが「一番好きな大阪弁は?」というアンケート結果を紹介した。1位「おおきに」、2位「まいど」、3位「なんでやねん」、4位「あかん」、5位「ほんま」。

おばちゃん達はたくましい

   今回の「大阪弁川柳」は大阪・地下街「NAMBAなんなん」大阪弁川柳コンテストの応募作品などから厳選したものという。

   まずは『おばちゃん編』

いや、なんで!? 悪いわそんなん ほなもらお
試食品 そない食べんと わからんか
どいてんか おばちゃんの声 ベルいらず
ネエチャンと 言われりゃしゃあない 買(こ)おてこか

   次は『大坂の夫婦編』

妻無口 どれがばれたん 聞かれへん
どもならん 虎と天気と 嫁はんと
おもろいで たこ焼き顔の ダンナはん
なんでやねん テレビにつっこむ わが夫
色気ちゃう 手ぇつながんと 転(こ)けまんねん

   『大阪の家族編』もある。

「ぼちぼちや」 成績問われて 孫が言い
「なんでやねん」 二歳で突っ込み マスターし
嫁ぐ子に 父は一言 「ほな、行こか」
「あほやなぁ」 ほろりとさせる 母の声

   みのは「『あほ』という言葉にこんなに人生が詰まっているんですよ」と感激しきりだった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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