小沢元代表やっと岡田会談「やっぱり国会でない」で逃げ切れるか

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   野党から国会での説明を求められている民主党の小沢元代表と岡田幹事長の会談がようやく実現した。しかし、小沢は「招致に応じるつもりはない」と、すげない返事で物別れに終わった。

   小沢は検察審査会の強制起訴が決まった後の記者会見で、「いつでも国会の決定に従う」と話していた。また、インターネット番組でも「岡田君一人で決める話じゃない。国会として、党としてどういう結論を出すか」と語り、党や国会の結論には従う意向を示していた。

   ところが再び拒否。「朝ズバッ!」は今朝(2010年11月5日)の各紙社説の見出しを並べて、司会のみのもんたは「日本を代表する新聞。これどうですか」と言う。毎日新聞「政権の足を引っ張るな」、読売新聞「小沢氏の証人喚問が必要だ」、朝日新聞「民主党が決断する時だ」、日経新聞「小沢氏いつまで逃げ回る」

菅さんの出番

   みのが「与良さん、いかが感想をお持ちですか」と毎日新聞論説委員の与良正男に聞く。

「(小沢は)理屈を言っていますが、なってない感じがしますね。国会は白黒判断する場ではないですよ。政治家として、そもそもなんで土地を購入するのか、その原資についてはこれまでの説明は二転三転している。また、起訴されている秘書の責任をどう思っているのか。
   起訴事実とは関係のない、政治家としての責任を聞きたいわけで、僕は政治倫理審査会でもいいと思っている。
   とにかく1回そういう場をつくって、大政治家なんだからオープンにして説明すればいい。結局、日経の見出しのように『逃げ回っている』印象になってしまう。
岡田の説得では不満というわけか、それとも閣内で露骨に進む『小沢外し』の動きに反発してのことなのか。菅さんの出番じゃないですかね」

   他人任せの菅首相にここで点数を取らせることはない。自らスパッと決断すればいい、その時が来ている。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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