プロ野球・広島東洋カープの前田健太投手に11月1日(2010年)、先発完投型投手をたたえる「沢村賞」が贈られた。本人もさっそくブログに、その喜びを書き込んだ。
前田は「まさか受賞できるとは思ってなかったんでびっくりです」というものの、最多勝(15勝)、最優秀防御率(2.21)、最多奪三振(174)と「投手三冠」を総なめして大車輪の活躍だった。本人は受賞を自分一人の力だけでは絶対にできないからと、チームメートやファン、そして選考委員にも感謝したいと謙虚に語っている。
「沢村賞」の受賞者は、セ・リーグでは2004年の川上憲伸(中日)以来6年ぶりで、カープの選手では1991年の佐々岡真司以来19年ぶり。コメント欄には1000件を超える書き込みが殺到しているが、カープファンからは「投手として、殆どのタイトルを手中にした今、あとは『優勝投手』ですね」「次は優勝だよ」「来年は是非 優勝を期待しています!」と来季への期待が高まるばかりだ。