知事バトル!「育休の先頭に立つ」「仕事に支障」広島・湯崎VS大阪・橋下

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   広島県の湯﨑英彦知事(45)が「イクメン知事」となった。10月26日(2010年)、3人目の子が生まれ、育児休暇をとったのである。小木逸平キャスターによると、知事は特別職で育児休暇制度はないという。湯﨑知事は「男性が育児休暇をとりやすくするためのメッセージになる」として、「率先取得」に踏み切ったようだ。

   これに大阪府の橋下徹知事(41)が噛みつく。「首長の育児休暇には反対。知事が先頭に立って育休の機運を醸成するというのは、あまりにも世間を知らな過ぎる。育休をとれない環境が変わらないかぎり、取れないものは取れない」ちなみに、橋下知事は7人の子がいる。

   湯﨑知事の反論。

「(橋下知事の発言には)知事・公務員は最後に遠慮がちに取るべきだという価値観がベースにある。それこそが変わっていかなければならない価値観だ」

   再び橋下知事。

「『仕事に支障が出ても休め』 そういう広島にしようと言えば価値観が変わる」

40分の「ちょい育休」

   知事同士のバトルに対するコメンテーターの感想。

   東ちづる(女優)「橋下さんの奥さまはどう考えていらっしゃるのかしら」大変だったでしょうにとの同情か。

   三反園訓(テレビ朝日解説委員)「両方ありで、批判し合うことではない。府民、県民がどう判断するかだ」

   鳥越俊太郎(ジャーナリスト)「橋下さんもそこまで言うことはない」

   やくみつる(漫画家)「育休というと、まるごと休むイメージがある。広島県知事の場合は40分くらいだ。『ちょい育休』に代わる言葉がほしい」

   湯﨑知事が「ちょい育休」と表現したらしい。

   小木によれば、広島県には165件の意見が寄せられ、140件が否定的だったとのこと。橋下知事は「それ見たことか」と思っているだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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