司会のみのもんたが菅直人首相を見限った。
「もっときちっとした人がやらねばダメ」
菅政権が誕生した当初、ずいぶん期待を寄せていたみだったが、ここにきてあきらめムードだ。
原因はいろいろありそうだが、ひとつは今朝(2010年10月28日)の朝刊各紙が報じた尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像問題。すったもんだの末に27日に衆院予算委員会に提出されたが、今月末にハノイを訪問する菅は、中国の温家宝首相との会談を模索しているほか、11月中旬にAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を控え、ビデオの公開に神経ピリピリ。仙谷官房長官は慎重に取り扱うよう要望書を国会に提出した。
27日朝にやっと…
みの「時期を間違うと、ねじれにねじれて穴がどんどん大きくなる。ここまでねじれると中国はどう思うでしょうかね」
みのが怒っているのは菅が仙谷と一緒に27日朝初めて映像を見たこと。菅は「前原国交相(当時)らの報告通りだった」と話、仙谷は「罪となるべき事実が分かるビデオだ」と述べたが、いまさら何を言うという感じだ。
みの「一番最初に見なければいけないのは総理でしょう。誰か総理大臣を、もっときちっとした人がやらなきゃダメかもしれない」と言い放った。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト