羽田新国際線ターミナル「江戸小路」…ミスマッチすぎ

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   羽田空港に21日、4本目の滑走路と新国際線旅客ターミナルがオープンした。その模様を「朝ズバ!」が「総力取材」で追った。

   午前4時の新国際線ターミナル。アメリカへ行くという男性が、5時チェックインなのに記念すべき第1号を目指そうというわけか、早くも最前列に陣取った。

   香港発の着陸1号機が5時30分ごろ降り立った。出発便の1号機は、午前8時20分離陸の韓国・金浦空港行きだという。すでに新国際線ターミナル内は、人、ひと、人でごった返している。

「これが日本の文化と伝統?」

   取材キャスターの奥平邦彦が飛行機に乗らなくても楽しめるという一大テーマパークの4階フロアを案内した。

   奥平が「その魅力が集積している」という4階は他の階とは違う石畳のフロア。「日本の文化や伝統を見てもらうということでしょうか」(奥平)

   これに司会のみのもんたが「エッ、どこに日本を感じるわけ?」と厳しい突っ込みをする。

   奥平が「あちらどうでしょうかね」と指差したのが、大きな赤い傘の下に赤の毛氈を敷いた縁台。

   みの「これで日本? 野点という雰囲気が無きにしも非ずだけど」

   話がかみ合わず困った奥平が最後に示したのは、「江戸小路」と呼ばれるお江戸風の商店街。なかには「手拭い屋」まであるという。

   馴染めないみの「日本の伝統、文化はこういうイメージなのかな~。もうちょっと違うような気がする。僕の感覚とちょっと違うな」

   新国際線ターミナルのような場所で、日本の伝統、文化を海外に向かって表現するといつもこんなだ。ハブ空港を目指しているのに、なぜ鎖国時代の江戸が登場するのだろうか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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