「星野楽天」にアニキ金本取られないか!?阪神ファンやきもき

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   星野仙一・阪神シニアディレクター(63)は「無性に野球がしたくなった」「新しい人生を突っ走ろうと思う」と語って、阪神を去った。

   スポーツジャーナリストの二宮清純は、2008年の北京オリンピックで星野が監督を務めたチームがメダルを取れなかったことが、現場復帰につながったと見る。

   「金メダル」を誓いがらの4位で、当時、批判を浴びた。「このままではまだ終われないぞと思ったのでは」と二宮は言う。

仙台の気持ちつかめるか

   今後については楽天入りが確実視されている。コメンテーターの鳥越俊太郎(ジャーナリスト)も「楽天の三木谷さん(球団会長)が口説いたのだろう」と推測する。そして「楽天は戦力的に見劣りする。岩隈投手はメジャーへ行くようだし、補強しないと星野さんもやれない。そのへんがどうなっているのか」と気づかう。

   阪神ファンの若一光司(作家)は「野球をしたいのなら、真弓監督の後になってくれへんかなと思う。楽天にアニキ金本を連れて行くのではと心配になる。阪神ファンとしては複雑」と話す。

   元読売新聞記者の大谷昭宏(ジャーナリスト)は「ジャイアンツとしては余裕を持って推移を見守る」と発言。パリーグへ行ってくれて幸いと考えているのかもしれない。

   山田道子(「サンデー毎日」編集長)は「星野さんは『勝ちたいんや』と言って大阪の人の心をつかまえた。今度はどういう言葉で仙台の人の気持ちをつかむのか」と述べる。

   赤江珠緒キャスターによれば、現役最年長監督になるらしい。阪神を優勝に導いたように、再び最下位球団を立て直せるだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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