「信頼は大いになくなり、ほぼゼロ!」
大阪府の橋下知事がまた怒りを爆発させた。矛先は中国。知事に何があったのか。
10月31日(2010年)の上海万博閉幕に合わせて、中国やアメリカの学者や建築家が出席するサミットフォーラムが予定されているが、、日本からは橋下知事が招待され、15分間のスピーチを行い、パネルディスカッションにも参加することになっていた。ところが、18日になって突然、理由も告げずに電話でキャンセルされたのだ。
12月の香港出張も行かない
橋下知事は尖閣諸島事件を考慮して、招待をキャンセルするならメディアに発表する今月8日までに連絡してくれるよう中国側へ強く要請していた。それを無視した形のドタキャンに怒り心頭というわけだ。
過去に選挙などやったことがないお国柄。選挙できちっと選ばれた「府民の代表」の重みなど分からず、知事をナメていたのかも…。
大阪府では交流事業は継続していくが、年末に予定されている香港の観光プロモーションに知事は参加しないと表明した。
「これでにこやかに友好です、信頼ですと言ったら府民から『何をやっている』と言われますからね」
大阪府は万博事務局に正式に抗議する方針だが、府知事の怒りは収まらない。
文
モンブラン