司会の小倉智昭が「きょうは興奮していて、打ち合わせも頭に入らない」みたいな調子。また音楽かと思ったら、それだけじゃなかった。「上戸彩さんが来るんです。綾戸智恵さんじゃありません」とキャスターの笠井信輔に言う。かつて笠井が名前を間違えたのをしつこく覚えている。
ドラマ「流れ星」(今夜10月18日 午後9時)の番宣で、上戸は竹野内豊とそろって登場したが、テーマ曲はコブクロ。 上戸が兄の借金を返すために風俗で働くという設定で、契約結婚が純愛になるという「切ない物語」なのだそうだ。
なにしろ、上戸が男にまたがってマッサージしてるんだから、「イメージが違う」と上戸。これをさらりと紹介したあと、「最後までいてください。きょうはトクですよ、すごいトク」と小倉。実はこちらが本命だった。
累計売り上げ5億枚
デイビッド・フォスター(60)がナマで登場したのだ。音楽プロデューサーで作曲家・プレーヤー。「彼が手がけた曲は魔法のようにヒットする」と小倉がいうように、ホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、マイケル・ジャクソン、マドンナ、セリーヌ・ディオン、シカゴ……とあげたらきりがない。アルバムの累計売り上げは5億枚という現代のカリスマである。
スタジオに現れて握手したとたんに、「涙が出そうです」なんて言ってる。手にはデイビッドの最新アルバム「LOVE AGAIN」
小倉「なんでそんなにいい曲ばかり?」
フォスター「歳をとってるから」(笑い)
小倉「スタジオでは厳しいと聞くが…」
フォスター「歌手の力を100%引き出せるまでやる。つい時間をわすれて」
その彼が連れてきたのが、いま注目の歌姫シャリース(フィリピン)とピーター・セテラ。デイビッドのピアノで歌った。まずシャリースが「IN THIS SONG」。これは凄い。まだあどけなく見えるのに、歌とはこういうものという迫力だ。
セテラは「HARD TO SAY I'M SORRY」。これはデイビッドもピアノを弾きながら歌った。小倉はまたこれでしびれるんだろう。まあ、たまには小倉の道楽につき合うのもいいだろう。
こちらももちろん宣伝で、明日19日(2010年10月)と20日、「ジャパンツアー2010」(東京国際フォーラム・ホールA)だという。