野球解説者で元日本ハムファイターズ監督の大島康徳が10月14日(2010年)のブログで、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)の勝敗の行方を予想している。
16日からはじまるファーストステージの顔合わせは、阪神タイガース対読売ジャイアンツ。大島は両チームをよく似たチームという。どちらも豪華な打線があり、投手陣とりわけリリーフ陣に不安があることだ。阪神は久保田智之、藤川球児両投手で完璧に逃げ切れる状態になく、巨人は抑えのクルーン投手が打ち込まれる場面がシーズン終盤に見られた。
どちらが勝つか――。大島は、超短期決戦でかつ非常に似たチーム状態なので難しいとした上で、「巨人が勝つなら2連勝。阪神が勝つなら、まず初戦を取っての2勝1敗。と予想しました」。で、ファイナル進出は「う~ん…非常にむずかしい予想ですが…『地の利』を生かして阪神!としましょう」と見た。
パ・リーグCSのファーストステージは、ロッテが連勝し2試合で決着がついたが、阪神、巨人戦は3試合目までもつれてほしい、と期待している。