チリ北部のサンホセ鉱山落盤事故の救出はピッチが上がり、14日(2010年10月)朝の番組放送中には29人目の作業員救出に成功。午前中に33人全員の救出が完了した。
「朝ズバは!」はこれをキッカケに生活が一変するのではと見られている33人の『今後』を取り上げた。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』だったら
司会のみのもんたが「これだけ用意周到の準備ができたことはたいしたものですね」と感嘆の声を上げた。
三屋裕子(スポーツプロデューサー)は「地上のオペレーションもすごかったが、何がすごいかというと、見つけてもらうまでに時間がかかった。普通ならすごいパニック状態になるのが、ちゃんと統制がきいていた。現場監督の方がすごい」という。
救出の順番でもめなかったことについても、金井辰樹(東京新聞政治部次長)が次のように話す。
「ボクは芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を思い出しました。普通、オマエ来るなともめて糸が切れるのが人間の業じゃないですか。彼らはそうじゃなかったらしくて、その点は尊敬できますね」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト