「チリ生き埋め・救出」早くも映画化決定!タイトルは「33人」

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   「奇跡の生還」が秒読み段階とあって、チリ・サンホセ鉱山の救出現場からの中継をスタジオが受ける形の放送になった。現地の山野孝之記者によれば、救出は夜間に行われ、「フェニックス」(不死鳥)と名づけられたカプセルに入った作業員たちが地上に出る際には、周辺の明かりは消されるという。闇に慣れた目に配慮してのことだろう。

   山野記者が落盤事故の背景を話す。

――ここ数年、中国、インドなどによる銅の大量買いつけで、銅の価格が高騰、10年前に比べて4倍になった。このため中小の鉱山会社が乱立、安全を二の次にして生産を増やした結果、事故が多発している。今回の事故でも、チリ政府は会社とともに家族から訴えられている。山野は天災ではなく人災だと指摘する。

わかりやすい感動

   一方で、「世紀の救出」は映画化が予定されており、すでにタイトルも「33人」に決まっているそうだ。コメンテーターの山田道子(サンデー毎日編集長)は「いろんな人が感動をもって見守っているのは、わかりやすさがあるのでは」と述べる。そして「NASAの技術とか、科学技術の知見とか、心理学も含めて、ダイレクトに人の命を助けるのに役立っていることがわかって感動的。だから映画になるのかなと思う」と言う。

   1人目の作業員が救出されたのは「スパモニ」終了後、2時間以上たってから。現地時間では夜中の12時を回ったころだった。

文   アレマ
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