救出用の竪穴トンネルが貫通し、日本時間13日(2010年10月)正午から地下700メートルに閉じ込められている作業員33人を地上に引き揚げる作業が始まるという。
「朝ズバ!」は現地に派遣されている記者と中継が繋がり、司会のみのもんたが最新情報を聞いた
日本ウエルター級王者・加藤壮次郎カンパ
記者「明日は33人のうち1人がボリビア人なので、ボリビアから大統領が来るそうです」
みの「えっ、ボリビアから大統領が!」
記者「招待状が出されたといいます」
みの「家族はすぐに面会できるんですか」
記者「全員は会えないんですが、家族の中から選ばれた少数の人がトンネルのそばまで行って、面会を果たすことになっています」
みの「インタビューは?」
記者「救出されたあとヘリで病院に運ばれ、48時間経過観察されることのなっていて、すぐにはインタビューができる見込みはありません。ただ、33人は救出された際にカメラの前で何を話すか練習しているそうですから、機会はあろうかと思います」
引き揚げる際の安全確保にも様々なテクノロジーが準備されている。ヘルメットには地上の音声と周囲の音が同時に聞こえる仕掛けが装備され、体を固定するハーネスには血圧や脈拍をチェックする装置も付けられているという。
大勢の人の支援のなかで、日本からはこんなのもある。東京・新宿の協栄ボクシングジム所属の日本ウエルター級王者、加藤壮次郎選手がファイトマネーの一部を寄付することにしたのだ。加藤は父が日本人、母がチリ人で、「チリに帰ったとき、家族のみんなが楽しく明るく迎えてくれた。残された家族には収入がないと思って…」と寄付の動機を語った。
みの「取材陣も明日が勝負。実況は大変だよ」
というのも、現地は地球の裏側。音声が届くのに2呼吸から3呼吸かかる。このテクノロジーの開発はまだ先?。