日本人ノーベル賞ダブル受賞の続報――。「朝ズバ!」は根岸英一・パデュー大特別教授と鈴木章・北海道大学名誉教授の共通点に注目した。
一つは愛妻家。根岸教授は「この喜びは誰をさておいても、家内に味わってほしい」と言い、無口な鈴木教授に代わって取材を受けた弟(譲)は「姉(章教授の妻)さんが素晴らしい人。論文書きを手伝うなど、なんでもできる」とべたほめ。
もう一つは、2人とも画期的な方法を編み出しながら特許を取らなかったこと。そのため、世界中にこの方法が普及した。
ノーベル賞で食べることになるとは
番組はさらにお祝ムード一色に染まった鈴木教授の生まれ故郷シシャモの「むかわ町」を取り上げた。受賞の知らせから一夜明けた7日の町役場。入口には新聞の号外が張られ、職員はさっそくお祝の巨大看板づくりに取りかかった。
副町長は「キターッという感じですネ。これで町の誇りはノーベル賞受賞が1位、シシャモは2位でしょう」と笑う。町長も「これで名刺が変わってくるかも、『ノーベル賞受賞の町の』とか」と、町おこしのチャンス到来と大はしゃぎだ。
『町魚』のシシャモ漁も今月2日に解禁とあって、町はいよいよ活気づいている。
スタジオではむかわ町のとれたてシシャモが焼かれてコメンテーターに饗された。
毎日新聞論説委員の与良正男「美味しい。ノーベル賞受賞でシシャモが食べられるとは想像もしていなかった」
文
モンブラン