番組が「スポーツニッポン」の記事をもとに伝えるところでは、押尾学被告の「獄中ノート」があした発売の雑誌「エッジ・スタイル」11月号に掲載されるという。
記事に紹介されたノートの内容は、拘置所の中で素面で綴ったとはとても思えないような代物。「オレの周りはみんなオレは終ったと思ってる 9.5割」「どいつもこいつも見てろよ、押尾学はもうすでに死んでんだよ」などなどだ。
記事の見出しは「リベンジしてやる!!」。もっとも、「リベンジ」なる言葉は押尾自身は用いておらず、スポニチ側が当人の心情を察して付けたようだ。なんにしろ、このノート、番組コメンテイター陣のウケはよろしくないようだ。
「雑誌に投稿するところに彼の弱さを感じる。そういう気持ち(リベンジ)はあるかもしれないが、誰かに頼って言う必要はないし、この時期じゃないのでは」とテリー伊藤。
「結局、自分のことになってるのかなあって感じが…」と司会の加藤浩次が首をひねる。 日本文学を研究するアメリカ人のロバート・キャンベル東大教授は「安いコピーみたいで、言葉に奥行きがない」と酷評。
獄中で書いたという詩と同様に、散文も得意な英語で書くべきだったのかもしれない。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト