「メガネのいらない3Dテレビ」買いか待ちか

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   キャスターの小倉智昭がテレビの話から始めた。今年になって、メディアの接触時間のなかで、テレビが大きく伸びているというのだ。これは「地デジで画面が大きく、画質がよくなった」「不景気で家にいる時間が長くなった」ためで、「われわれにはいいことです」と小倉はニンマリ。

   小倉が言いたかったのは実は3Dの方だった。きょう(2010年10月5日)から千葉・幕張メッセで開催されているデジタル家電・IT(情報技術)見本市「シーテックジャパン2010」で、目玉になりそうだという「メガネをかけないで見られる3D―東芝のレグザ」のことである。

12インチ12万円 24インチ24万円

   小倉「3Dはメガネがわずらわしいので、何とかメガネなしでと思っていたら、東芝が12インチと20インチを12月に発売するこ とになった」

   まだ値段は高く、12インチで12万円、20インチで24万円だが、シーテックには56インチが出展されているとかで、「これがけっこう立体的でいいよという話です」(小倉)

   中野美奈子アナ「それで全ての番組が3Dになるということですか」

   笠井信輔アナ「違います」

   小倉「ところがね、これは高速演算処理できるコンピューターが入っていて、通常画面のそれぞれの画素から光を9方向に出す。それで光の当たり具合で立体にみえる」と、これは新聞の受け売り。

「3Dのメガネをかけると、映画を見るぞという感じになるが、これができたということは、食事をしながらでも見られる」

   笠井は「あんまり売れないと思う。大きな画面に慣れてしまって、小さな画面にはいかないのではないか」と相変わらず現実的。

   中野「台所などに小さなテレビ置いたりしてますよ」

   東芝もはじめは月産1000台くらいのようだが、小倉は「小型で見ていいなぁと思ったら、大きくなる」

   中野「そうしたら、小倉さんが飛び出してくる」

   「おはようございまーす」と小倉がカメラに近づいてみせ、「飛び出てほしくないものもあるかも」(笑い)

   3Dは本来、左右の目が別のものを見るものだから、メガネは必要だ。目くらましのようなものだったら、絶対主流にはなれない。東芝の技術がどれほどのものか。見てみたいものだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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